東洋医療総合学科Blog

2年生のツボの授業 取穴篇

2014年06月02日授業の様子

 ツボ。専門用語では経穴(けいけつ)と言います。
 
経穴は人体のあちこちに存在する駅です。
 
駅は線路で繋がっています。
 
いや、線路があって駅があるのか。駅が先か線路が先か。
 
経穴は経絡(けいらく)という名の線路の上に存在します。ちなみに、昨今の研究では経絡が先に存在して、その後に経穴が作られたようです。
 
身体にある経絡を意識して、経穴の位置を確認します。手で触って確かめます。経穴は筋肉の盛り上がりや、腱、骨などを目印に場所を確定します。このツボを探して位置を確定することを取穴(しゅけつ)といいます。
 
写真:背中の経穴を取穴中。授業中です。
 
経穴は人によって違います。だって、身長も体重も人それぞれだから。男性と女性でも皮膚の感触は違います。年齢でも体の状態は変わってきます。
 
2年生のクラスは一番若い学生さんで19才。で、最年長はクラスによっては父親と同じくらいということもよくある。
 
だから、良いのです。
 
何度も何度も取穴します。
 
何度も何度も取穴します。
 
解剖学の知識も必要。でも、実際に取穴しないと取穴は上手くなりません。
 
だから何度も取穴します。
 
写真:放課後も取穴の練習。レイキとユナ。感心感心。
 
さーて、明日は取穴試験です。
 
明日は2年生になって最初の取穴試験なので、ちょっと簡単に。
1分間に4つの経穴を取穴。部位は手か足だけ。
その後、取穴した経穴の部位と種類と所属する経絡名を90秒以内に答えます。