東洋医療総合学科Blog

【東洋ブログ 大希のつぶやき】上野氏の東洋医学臨床論

2024年05月17日授業の様子

上野氏。と、高橋は学生中から呼んでいます。原則、学校の先生たるもの、すべての学生さんに平等に接するために、名前を呼ぶ時には「苗字にさん付け」となります。しかし、私のようなダメな先生はいろいろな呼び方をします。入学して最初の授業の時には、全員に「自分をこう呼んで」っていう「呼び名」も聞いたりしています。しかし、なんかピントこなくて、普通に「さん付け」だったり、「ちゃん付け」「くん付け」などなどで呼ぶことがありますが、たまに「氏(し)」があります。ってことで、上野氏こと上野悠香先生です。


学生中から抜群に成績のよかった上野氏ですが、本校の教員養成課程を経て現在でこうして授業を担当してくれています。この日は3年生の「東洋医学臨床論」の授業でしたが、首に経穴(ツボ)の解剖学的な位置関係を説明しているところでした。そうそう、東洋医学臨床論といえば2022年に教科書が新しくなり『新版 東洋医学臨床論』となりました。


この『新版 東洋医学臨床論』の執筆者の一人が上野氏です。左下を拡大すると…


ね、「上野悠香 東京衛生学園専門学校」って名前と所属があるでしょ。上野氏には、婦人科疾患の東洋医学な病態把握と治療について書いてもらいました。原稿作成&提出も早く、兵頭先生の合格ももらった内容です。まさに完璧。


上野氏の授業は「東洋医学臨床論」だけではなく、とくに3年生は「国家試験対策」で大変お世話になりますし、正直、上野氏のおかげで国家試験に合格していると言っても過言ではない卒業生も大勢おります(笑)。学生さんにとっても大切な先生ですが、我々教員にとっても大切な仲間です。

予告なしに授業しているところに入っていって写真を撮ってますので、授業後に「気づいたら先生(高橋)がいたので、あわわわって緊張しましたよー」って言ってました。これだけ頼りになる仲間ですし、尊敬することが多いのですが、卒業生であることは変わりませんし、私も先生でしたので、一緒に仕事をしていても、今だに緊張とかするんだ、って思いました(笑)。

そうそう、そう言えば、私が名前に「氏」を付けて呼んでいるのにも、そんな理由があるのかもしれないな。