東洋医療総合学科Blog

【東洋ブログ 大希のつぶやき】1年生お灸スタート

2024年05月21日授業の様子

1年生の鍼灸基礎実技。お灸の実技が始まりましたー。
お灸は蓬(ヨモギ)の葉の裏にある毛、専門的には毛茸(もうじょう)を集めたもので、艾(もぐさ)と呼ばれるものを、円錐形などの形に整えたものがお灸です。艾を整えたものは艾炷(がいしゅ)といいます。って、ことでまずは艾炷づくりとなるのですがー、その前に小縒り(こより)作りです。

小縒りは、艾のかたまりを小分けにした後、棒状にしたものです。長さは自由ですが、太さだけ1年生は条件があります。


1年生は注文した白衣がまだ届いていないので、私服で実技授業を受けてます。


まだ始まったばかりですので、みんなワシャワシャ楽しそうです。東京衛生の恐ろしさをまだ知らない(笑)


モクモクと練習します。お灸だけにー。イエーイ!ジャスティス!


先輩達(卒業生)のみんなとしては、懐かしいのではないでしょうか。こんな時期が自分たちにもあったなーと。
卒業生が3年間で捻った艾(作成した艾炷)はざっと50000壮以上ですからねー。日本一お灸が上手な学校言われるのには理由があります。

これから、1つ1つ条件をクリアしていくんですが、その道のりは3年間です。長いと思うか短いと思うか。
「きゅう師」の国家試験に合格すれば「きゅう師」になれますが、実力で「きゅう師」として卒後現場に立てる新卒生がどのくらいいるだろか。学生中に実力を身に付けれる学校は本当に少ないです。


はい、元気です。タダシがカメラ目線ですね。集中しなさい(笑)

ってことで、これから1年生のお灸の状況は逐一報告致しますので、どんな感じで成長していくのか楽しみにしていて下さい。入学を考えている受験生の方々はいろんな学校のいろんなところを見てみてくださいねー。

日本一のお灸学校の先生 高橋大希