トップページ 4つの学科 鍼灸あん摩マッサージ指圧 学校|東洋医療総合学科トップ 東洋医療総合学科Blog 【東洋ブログ 大希のつぶやき】最近の高橋
東洋医療総合学科Blog
【東洋ブログ 大希のつぶやき】最近の高橋
2025年07月06日大希のつぶやき
学生さんや、鍼灸関係の方々から「先生写真撮るの好きなのですか」と聞かれることがある。写真が好きな人って、スナップやポートレイト、あるいは飛行機や電車などの乗り物なんかを撮っているイメージです。
私はもちろん嫌いではないけど、先のようなものを撮っているわけではなかった。
2022年の8月に師匠が亡くなった。突然のことで暫くの間実感がなかった。
泣きわめく患者さん達を目にしても、師匠はすぐそばにいるような気がしていた。実際、師匠が亡くなったというを実感したのは「偲ぶ会」を催し、師匠の同級生の某先生の挨拶を聞いた時だった。
私は師匠の治療院で週に2回の臨床をしていたが、師匠の奥様のご意向もあり閉院が決まった。私が診させていただいて患者さんはもちろんのこと、師匠の診ていて患者さん達からの治療継続の要望がもあり、年末から準備をして2023年2月に開業した。師匠の治療院から遠くないところを選んだ。たまたま良い物件に巡り合えた。「駅近」である。というか、それ以外の条件をあまり考えていなかった。春になり桜の開花を耳にしはじめたころ、近くにとても良いところがあるからと言われて行ってみた。川沿いに桜と菜の花が咲き乱れ、東京にもこんなところがあるんだと思った。人もテレビで見るような桜の名所的な賑わいも無い。穴場だ。

ある日の昼休み、川沿を散歩していたら「キキー」っという甲高い声と共に鮮やかな青い小さな物体が視界を横切った。
カワセミでした。
漢字で翡翠と書きます。初めて見た。
あいにくカメラを持ち合わせてなくスマホで撮るも、拡大しても鳥と認識できないほど。
後日、私の持っている一番遠くまで撮れるレンズ(望遠レンズ)をもって撮影に挑んだ。
動きが早くて撮れない。枝に留まっているのに生き物ゆえにブレが生じる。

写真:石の上に留まってくれた。24年4月の撮影。
上の写真を拡大するとこうなる。可愛すぎる!

というわけで、現在、カワセミ撮影にはまっています。
まずはカワセミについて調べるためにAmazonで本を買う。そして読む。
X(twitter)で、カワセミ撮影をしている人達をフォローして、装備を真似る。まずは形(型)から入る。
YouTubeでカワセミ撮影のコツを紹介している動画を見て、カメラの設定を真似る。
ひたすら足を運び撮りまくる。撮って撮って撮りまくる。
治療に行っているのか撮影に行っているのか分からなくなる(笑)

写真:現在の基本装備。
やっとこさこういう写真が撮れるようになってきた。

飛んでるところは難しい。

本を買う。
本を調べる(読む)。
真似る。
ひたすら撮る(練習する)。
さて、何かに似ていることに気づくだろうか。
気づいた人はやってみると良い。そう気づいた人は。
実際にやる人は、私の経験では数パーセントだけどね。