東洋医療総合学科Blog

【鍼灸ブログ 大希のつぶやき】 学会へ参加

2016年06月16日イベント

北海道の札幌で第65回の全日本鍼灸学会学術大会が開催され、お勉強の為に皆で参加してきました。

左から、教務の渡邉、学科長補佐の川井、田坂、神奈川衛生学園専門学校の新井校長、中医学研究所の兵頭所長、臨床教育専攻科の大久保。そしてこの写真と取った私。


全日本鍼灸学会は、鍼灸学術団体として我が国唯一の法人格を持つ日本を代表する鍼灸学の学術団体です。会員数は約5,000名で、はり師・きゅう師をはじめ、医師、歯科医師、そしえ医科学等の研究者などの鍼灸医学に関心を持つ人達で構成されています。本校の教員もこれまで多くの研究発表などをしてきました。私もシンポジストとして発表したこともあるんですよ。今回は、兵頭所長が「フレイル予防と鍼灸~超高齢社会に対する鍼灸師の意義~」としてパネルディスカッションで発表されました。


「フレイル」って言葉を聞いたことがありますか。「(年齢に伴って)筋力や心身の活力が低下した状態」(日本老年医学会)のことです。このフレイルに対する鍼灸の可能性について、近年、認知症の鍼灸治療の研究をされてきた兵頭所長が発表したんです。
※認知症と鍼灸治療について詳しく知りたい方は、本校の中医学研究所のHPをご覧ください。
学校法人後藤学園 中医学研究所



そしてそして、この学会の会長を長年務めてきたのが、我らが後藤学園理事長で東京衛生学園専門学校校長の後藤修司でございます。鍼灸、医療、教育に関する多くのトップを歴任してきた理事長ですが、今回の北海道大会を持って全日本鍼灸学会の会長を退任されます。理事長、長年にわたる会長業務長い間お疲れ様でした。

写真:理事長を中心に集合写真。鍼灸業界の有名人が前列に。そして会場にいた後藤学園関係者。


理事長お疲れ様でした。って言ったところですが、理事長のお仕事は終わりません。
写真は学会懇親会での写真です。モクサアフリカ(Moxafrica)の伊田屋ゆき先生、理事長、日本伝統鍼灸学会会長の形井秀一先生。3人がそろっているってことは、モクサアフリカの企画、そして、全日本鍼灸学会と日本伝統鍼灸学会が協力しておこなわれる世界鍼灸学会がいよいよ近づいてくるということです。そしてモクサアフリカの講演会も本校では準備してますよー。詳しくはこれからブログでお知らせしていきますからねー。