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【東洋ブログ 大希のつぶやき】学費が高い?TEG臨床実習!

2024年04月19日受験生必読!

鍼灸専門学校の授業には「臨床実習」が義務化されています。しかし、この「臨床実習」ってやつがくせもので(笑)、内容の規定はありません。なので、学校によっては、クラスメイト同士で鍼を刺しあうのも「臨床実習」、先生が学生さんを治療するのを見学するのも「臨床実習」、そして東京衛生では「一般の患者さんを治療する」のが「臨床実習」です。

まだ「はり師」「きゅう師」免許がないので原則治療することはできないのですが、本校の「臨床実習」では4名で一つの班をつくってそこに指導の先生が加わって、先生が指導及び監視のもとで一般患者さんの治療を行います。当然、患者さんも3年生の授業の一環であることを承知の上で来てくださいます。ありがたいことです。そんな、「臨床実習」、3年生なら参加できるわけではありません。臨床実習前試験に合格しないと参加できません。で、その試験には1年生が見学で入りませす。そんな緊張状態であっても当たり前にできないとね。


話は変わりますが、よく東京衛生学園は学費が高いと言われます。まー、確かにうちより安い学校はありますね。でも、よーく考えてみて下さい。なぜ、他と比べて高いのでしょうか。
①「あん摩マッサージ指圧師」「はり師」「きゅう師」の3つの国家試験の受験資格が得れるから。これに関しては別のブログで熱く説明してますのでそちらを見て頂きたいが、この違いは大きい。

②ここで話が「臨床実習」に戻りますが、学生さん4名に一人の先生が指導に入るということは、先生の数だけで7名となります。そうすると、この「臨床実習」だけでかかる人件費は7倍ですよ。でも、7倍かける価値があるから実施しているんです。一流の先生方に学生中に患者さんの治療で指導をうける。こんな授業他ではやってません。

③あとは、言い出したらきりがないのですが、厳選された鍼やお灸の道具使い放題、練習し放題、日本有数の蔵書数を誇る図書室、学外の研修やイベント、そして最高の授業内容など、学生中に受けたいと我々が思う授業を実施しているんです。学生中に教わりたかった、早く知りたかったって、卒業してから思うんですよね。


ってことで、①②③を実施すると、うちの学費になるんです。そりゃー、安いほうがいいですよ。もし同じクオリティなら。でも、これがある意味最低限の学費なんです。なので、うちより安いということは、うちにあるものが何かない可能性があります。東京衛生という商品の価値を知って買って頂ければ幸いです。早くて安くて旨い食事はあるかもしれません。でも人の命を預かる職業になる為の勉強に、安くて楽なものはありません。もう一度いいます。あー、りー、まー、せー、ん。