東洋医療総合学科Blog

【東洋ブログ 大希のつぶやき】親方の授業

2024年06月05日授業の様子

親方とは、そうです、三枝加代子先生です。
※親方についてはこちらのブログが楽しいです。


さて、本日のブログは親方が担当する3年生の「あん摩マッサージ指圧応用実技」の授業の様子です。本日は基礎の確認ってことで、前腕のオイルマッサージの復習をしております。


はい、松川先生がショウに指導中です。新しい内容ではないですが、だからこそ自己流になっていないか、基本に忠実か確認していきます。「あん摩マッサージ指圧師」の国家試験には、実技試験がありません。座学のみです。実技の内容も学校によって違いがみられますので、東京衛生学園の卒業実技試験(あん摩マッサージ指圧)は、東京衛生学園の定めた内容とルールで実施されます。


親分がにらみを利かせている…。オオトバさん固まる(笑)。サカイ君、圧を感じて振り返る(笑)


国家試験に実技試験が無いとどうなるか。各学校が基準を設けることになります。この基準次第によっては、「あん摩マッサージ指圧師」のレベルが低くも高くもなる可能性があります。国家資格になってから、都道府県知事免許の時代のような、統一した評価としての実技試験は行われていません。


そこで近年、第三者機関として「東洋療法学校協会」が評価試験実施しています。他校の先生が来て、試験を実施し評価されるということです。「東洋療法学校協会」とは、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうに関する教育の調査研究及び教材等の開発、教員の養成・研修等を行っているところで、あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師の学校養成施設の教育の振興を図り、国民の保健衛生の向上に寄与することを目的として活動しているところです。
※東洋療法学校協会のHPはこちらから

しっかりとした実技教育をしている自信があれば、当然、その評価試験を取り入れるはずです。


ってことで、東京衛生学園専門学校では、東洋療法学校協会の評価試験も実施していますので、あん摩マッサージ指圧の実技レベルのアップをはかります。

「マッサージ」って聞くと、小さい頃、両親の肩や背中を押したり揉んだりしたのを思い出します。子供でもやってみることができます。その為か、無資格でおこなわれることが多いです。「はり師」と「きゅう師」の国家資格を持っていても、「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格がなければ患者さんへの施術はできません。「はり師」と「きゅう師」の資格でも患者さんの体に触れることはできますが、施術することはできません。だから、「はり師」と「きゅう師」になりたいなら、絶対に「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格も取るべきです。そして、「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」の3つの国家試験の受験資格を得れる学校に行くべきです。身に付く技術、経験、就職求人数などなど、全てが違います。


私的には、正直、「はり師」「きゅう師」だけの学校に通うメリットは何もありません。
100歩譲って、東京衛生学園専門学校でなくても良いです。3つの国家資格を取ることが何よりも大事です。3年間で2つの資格か、3つの資格か。時間を無駄にはしたくないですよね。

詳しく知りたい方、鍼灸師になりたい入学を考えている方は、こちら↓のブログもご覧ください。
※【東洋ブログ 大希のつぶやき】マッサージ師の資格を絶対取れ!

                            はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の高橋大希