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【東洋ブログ 大希のつぶやき】初めての実技試験
2025年09月17日授業の様子
昼休み後の3限目。カメラを持ってふらふらと7階の教室へいくと、1年生の姿がちらほら。
勉強?しているようですが、空席が目立つ。
聞くと、今日は入学して初めての実技試験、「あん摩指圧基礎実技」の試験とのことです。で、教室に残っている人達は試験時間待ちでした。
写真:勉強中のリョウタ。風邪引いたそうです。お大事に。
写真:テッペイは、お灸宿題シートの作成中。
写真:リョウペイはスマホ見て、隣は…誰だろう。寝ている(笑)
まー、試験待機中は自由だからねー。寝ててもいいし、勉強してもいいし。ってことで、実技室に移動します。
すると…ちょうど試験を終えたメンバーが実技室から出てきました。
写真:えーと、キラのピースサインは試験がバッチリだった、ってことでいいのね。
試験中の実技室に入ってみますか。
試験を終えたばかりで、評価表を記入している先生方。左奥でベッドに腰かけて記入しているのが山本先生、手前でベッドの上に乗っているのが松川先生、そして右奥でベッドの上に胡坐(あぐら)をかいている一番たくましいのが、現在ハーフ疑惑が話題のミッチェル代行こと渡邉美恵子学科長代行です(笑)
はい、試験を受ける1年生が入室して手洗いしています。波田学科長補佐が誘導しています。
呼ばれた先生のところに行き、試験を受けます。代行はたくましい(笑)
東京衛生学園では、他校に無い「実技集団指導体制」を実施しているので、鍼灸もそうですが複数の先生が指導に入ります。実技内容やクラスの人数にもよりますが、最低で2名、最大で6名も入るのです。実技指導にはどうしても時間が割かれます。30名に先生が1人ではなく2人だと、15人の学生さんを1人の先生が見ることで、より細やかな指導ができるのです。これは、リスク管理にも重要になってきます。日本で一番鍼を刺しまくる東京衛生学園ですが、鍼を刺すというのは実技授業的にリスクも伴うのです。なので、授業に入る先生が多ければ多いほど、安心して練習ができますし、安心して練習できる環境が、東京衛生学園の学生の技術を上手くしていると言えます。そうです、東京衛生学園スタイルです。
写真:こちらは学生さんに配られる「実技チェック要項」の一部です。学生さんの名前を消していますが、誰が何時から試験なのか、また試験内容などが記載されています。青字は試験官を担当した4名の先生です。すでに紹介した4名です。
個別に試験内容が伝えれます。例えば、肩の指圧であっても、右と左どちらを試験するのは直前まで分かりません。
はい、試験スタートです!先生方が直接「あん摩と指圧」を受けて評価します。鍼の場合は、誰が見ても深さや角度が評価できますが、背中の指圧する場合、目的の筋肉をちゃんと捉えられているか、圧は弱いか強いかなどなど、見ても分からないことが多いので、直接受けて評価していくのです。
写真:波田学科長補佐が肩の指圧を受けているところ。
写真:こちらは山本先生。
こんな感じで、「あん摩・マッサージ・指圧」試験では先生方が身をもって評価をしていきます。3年生の試験だとだいぶ上手になっていますが、1年生の試験の評価は、終わったあとに身体がしんどくなります(笑)。学校の先生は体力勝負なんですよ。
写真:先生方4人で評価中。
肩や背中に指圧をする。鍼灸をする。
1年生でも、2年生でも、3年生でも。
「あん摩マッサージ指圧師」の資格があると、鍼灸だけより倍も人の体を授業で触ることになります。
実技が上手くなる最大の要因は練習量です。つまり、鍼灸が上手くなためにも「あん摩マッサージ指圧師」の資格を取ることが重要になってくるのです。確かに、鍼灸の資格だけに比べて、「あん摩マッサージ指圧師」の資格があるほうが、就職先求人数も圧倒的に多いですし、給料も高くなります。でも、それ以前に身に付く技術に差がでるのです。鍼灸の資格だけの学校も、鍼灸もあん摩マッサージ指圧の資格も学ぶ時間は3年間です。ここまで言って、鍼灸だけの学校に行く理由って何かあるんですかね。
学校の先生としてではなく、業界人の一人としてアドバイスをしておきます。
必ず、あん摩マッサージ指圧師の資格も取りなさい。