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治療院訪問記

【鍼灸マッサージ師】卒業生の治療院訪問記 その24 ~就職活動編~

2013年02月12日治療院訪問記

  「私たちの学ぶ技術は、芸術であり、科学であり、職業でもある」

 これは建学の精神ですが、職業訓練校としての使命は国家資格を取得してもらうだけでなく、あはき師として活躍していくために就職してもらうこともあります。現在3年生達は国家試験を控え、最後の追い込みに勤しむだけでなく、就職活動も同時に行っています。 

 鎌田美起子先生は1993年に東洋医療総合学科を卒業し、現在川崎市川崎区桜本に「掌仁堂鍼灸整骨院」を開業されています。主婦として育児もしている時に本校に入学し、第1回のあはき師国家試験に合格した後、さらに柔道整復師の資格も取得されました。治療院開設後には求人票を当校にも送ってくださり、これまでも何名かの卒業生が就職させていただいておりました。
 加藤 啓 先生(2012年卒)も昨年の今頃は国家試験に向け勉強する一方、就職についても悩んでいる時期でした。就職先の条件は「自宅から近い所」「徒手がメインの所」「鍼灸もできる所」などでしたので、求人をいただいていた鎌田先生の治療院を紹介し、採用していただく運びとなりました。あれから1年、治療の技術だけでなく患者さんとの対応なども鎌田先生からの指導を仰ぎ、とっても成長している姿を見ることができました。

 全ての卒業生が希望通りに就職できることはありません。希望通りの就職先があったとしてもそこに就職できるかどうかは先方が決めることだからです。私が学生によく言うのは「就職は恋愛と一緒で、こちらがいくら好きでも相手がこちらに全く興味が無ければ結ばれません」「自分の希望の全てをかなえてくれる素敵な王子様(お姫様)はいない」と。
けど、少しでも理想の就職ができるように本校では教員・事務一体となっての就職サポートを行なっております。

 学科長:光畑 昇

写真:鎌田先生、加藤先生、治療ブース

 

鎌田先生 加藤先生 治療ブース